一人で悩まずとにかく誰かに相談しよう

うつ・引きこもりになると社会との関係を遮断してしますので、適切な処置を受ける以前に、適切な処置があることさえ知りません。日本では精神疾患を恥ずかしいことと捉え、隠す傾向にあります。欧米ではホームドクターやお抱え弁護士がいるように、優秀なカウンセラーや精神科医と付き合うことはステイタスになっています。こうした背景も、うつ・引きこもりの人たちの状況が長引く原因になっているともいえるでしょう。

カウンセラーや精神科医には守秘義務があり、通っていることさえ外部に漏らすことはありません。日本のアスリートでも、カウンセラーに相談する者が増えており、従来の根性論から脱却したお陰で世界に活躍する選手が出てきています。思い通りにならないと、人間はストレスが貯まります。ストレスをコントロールできるうちは良いのですが、徐々に蓄積するストレスはとても厄介です。原因がハッキリしている大きなストレスは、対処の仕方も確立していますが、無意識下に蓄積したストレスは、複雑に絡み合っているので対処の仕方も複雑で時間を要します。

悩むこと、働けないこと、人生がうまくいかないことはなにも恥ずかしいことではありません。きちんとそこには原因があります。落ち込んでいる時は、どうしても視点がネガティブにいきがちなので、とにかく誰かの助けを借りることが重要です。

近年では、子育てや介護でうつになる人も多くなっています。子育ても介護も社会全体で行う仕組みになっています。育児能力がない者が出産した場合の子育ては、国が保護者に変わって子育てを行い、具体的には児童養護施設などがあります。介護も同様に、面倒を見る者がいない場合、いても出来ない場合は国がサポートしてくれます。出来ないことは恥ずかしいことではありません。自分自身がきちんと正常に現実に向き合えるまで、利用できる制度を積極的に活用しましょう。とにかくひとりで悩まず、まずは役場の福祉課や民生委員などに相談して、困っている現状を知ってもらいましょう。

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